パラドクス

 10日土曜日午前中に女房と畑に行って「イノシシの柵の下を掘ってるから補強しないと」。女房は夕方実家へ行く前「明日は、おかずがあるから実家へ行かないから」と聞いて、休刊日の前の日9月11日日曜日の行動予定を考えた。「午前中からイノシシの柵を補強して、秋芽の剪定をして・・・、終日、しっかり畑仕事ができる」と。

 暗くなって帰って来た女房は「明日、野菜を広島の息子の所へ届けて、帰りに店でベッドを見てみたい」と言い出した。ありゃりゃ!珍しく、カチンと来て、ブチぎれた!

 がしかし、女房の提案通り、11日は、予告もせず、突然、マンションの宅配ボックスに野菜やコメを入れて、呼び鈴も押さずに、帰路、メールで「宅配ボックスに入れておいたから」と女房。店でベッドを見ていたら女房のスマホが鳴り、取り損ねて、俺のスマホが鳴る。息子から「野菜やコメありがとう」(怒りを押し殺した声)。あわてて「母さんが電話取り損なたから、替わるわ」と俺。女房に息子は「来たときは、呼び鈴を押してね」と優しく伝えたらしいが・・・?

 してやりたい!がお嫁ちゃんに気を遣わせたくない!のパラドクス。

ベッドというものは、フレームとマットとパッドで、基本的に布団は敷かないのだよ、とあれほど説明したのに、現物を見てやっと合点がいった様子。

イノシシが・・・入ってなければよいが・・・と心配な俺。

自分のことは二の次で、いつも一生懸命で、いい人の女房殿。しかし、気が晴れないのが、横で見ていて・・・なんとかしてやらなくては・・・と思う。