ドラマチック集金

 12月29日14:30予約していた『とびしま理髪店』でやっと散髪してもらってたら、スマホがかまびすしい(=やかましい)。「とらなくていいんですか?」「いいんです、それより次の予約のお客さんにずれ込まないようにチャチャチャとしてください」。散髪代を3500円払って、新聞代を3900円いただいて、着信を見ると、野球好きのマイペースなお客さんから。「スミマセン!」「どうしょうるんかいの?はよう、きてくれにゃぁ、今日も明日も夕方からでるんじゃ」「ハイ、すぐに」と30秒で行くと、「どしたんかいの!?ビックリするじゃないか!」とリアクションが面白い。「カープ手帳を頼むで」と3月の開幕が待てない様子。先週「インフルエンザになったけぇ、29日以降に来てね」とご丁寧にお電話いただいた美人の奥様へ「去年はコロナ、今年はインフル、来年はいい年にしましょうね」というと、「ほんまよね」と笑顔。先月、駐車場の石垣から転げ落ちて、手首を骨折したご婦人宅へ「その後、お具合は如何ですか?」「これ見て・・・」と手首を見せてくださった、痛々しい縫い目。「新しい年は、いい年になりますように!」と踵を返した。蒲刈大橋を渡って、下蒲刈島の南の地区へ。お母さんが入院して、息子さん一人では呼んでいない様子なので、文書を入れて11月いっぱいで新聞を止めさせていただいた家に、車がある。ほほほピンポーン!先月は居留守、今日はすぐに出て来た。「ごめん下さい、先月文書と振込先を入れておいたんですけど」というと、「スミマセンでした、母が亡くなったもので、バタバタしてました」と神妙。「えええ?申し訳ありませんでした、14年間、毎月お会いしていたので・・・早かったですね・・・さびしくなりました・・・」ひっそりと送られた様子だった。

 女房のミッション、車とバイクにもミニしめ縄を・・・をこなしていると、元大家さんの娘さんが、生ガキを持って来てくださった。これまでなら自動車修理工場のお父さんかお母さんが来ていたのだが、最近お二人とも不調にて、しばし介護の話になり「やっぱり娘がええですねぇ」と言う話になった。