信頼に値するか?

 吉野家の偉いさんが、失言して失脚しましたけど、純粋無垢な娘さん=だましやすい?という昔ながらのイメージで持論を展開して、失敗したのですけど、その大筋の意味は・・・初対面で信用させるのがポイントって話。

 福山勤務でSP(セールスプロモーション)担当も兼務することになって、人材派遣会社に求人しても「新聞の勧誘員」と勘違いして、キャプラもメイツも応募者ゼロ。さて困った!そこで本社のイケメン担当と説明会を企画、人材派遣会社に「説明会に人を集めてください、費用は負担します」と10人足らず集めてもらった。新聞とは?新聞の社会的位置、SPとは?の資料を作って、イケメン担当を前面に出して、しゃべりはオイラがやって・・・やってやろうか?って女性が5人応募。この5人は、きっと「ちょっと怪しいけど、少しは信頼に値するんじゃないかな?」とまんまと騙された人たち。そう、人は見ためが9割!ビルの会議室にイケメン担当に資料・・・に。

 話は変るけど、新聞の紙面にも色々危ういことが多い、特に広告。もはやネット広告に太刀打ちできず、広告掲載費はかなり昔と比べ物にならない値段になってるはず・・・安いと・・・それなりのバックボーンの広告主もかかわってくるので、社としては「ヤバいんじゃないの?」と思いつつ、広告売上の為・・・目をつぶる・・・ってことがあるってことを、知っておかないと・・・「信頼に値するかどうか?」それを判断する目を持つことが大切。

 まあ、うちの奥さんも住宅メーカーのネームバリューとイケメン営業マンにマンマとはめられてしまったけどね。人の心の裏の裏までは見ないほうがいい、つらくなるから。