正しいことは=ツライこと?

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土曜日の朝、早起きして、広の眼科へ行きました。といっても、8:45着。すでにたくさんの人。待ち時間が長いのが有名な、人気の眼科。女房が半年前、「緑内障のケ がありますなぁ」ってことで、「本格的な検査のためには、瞳孔を開く点眼薬をするので、自動車の運転はできません」って、俺も一緒に行って、ついでに、最近、どのメガネもピントが合わないから、結局俺の目はどうなのか?検査してもらうために行きました。9:00受付、「診察は13:00頃になるのですが、いいですか?」って、「はい」「外出することもできます。その場合10:50にここにいなかったらキャンセルになります。その前に、視力検査だけは30分ぐらいで、できるかもしれませんので、ここで待ちますか?」「ハイ」・・・■9:30一人のおじさんが「ちょっと、おかしいんじゃないか!」と立ち上がりました。受付に「わしは、7:30に来たときには、わしより早かった人は一人しかおらんかったのに、あの奥さんはわしよりだいぶ後に来たのに、わしより早く診察してもらっとる。ここの関係者か?知り合いか?」と詰め寄った。待合室の空気が凍り付いた!そのとき該当者の奥さんが、その横を通り過ぎようとしたとき「待てい!」とおじさん。「関係ないです」通り過ぎようとする奥さん。追うおじさん。「あんた!だいぶ後に来たよの!おかしかろうが!」「車の中で待ってましたから」「いや、受付自体まだじゃった」そうこうしてるうちに、若い院長先生が出て来て・・・「私、免疫抑制剤飲んでるから・・・」と奥さん。おじさんは「順番は順番じゃけ、個々の皆さんもじっと我慢しとるんじゃけ、わしの言うとることは間違ってないと思う、正しいことを言うとるんじゃけ、遠慮はすることはないと思う!」って。「スミマセン」と奥さん。「わしに謝らんでええけぇ、ここの人に謝りんさい」とおじさん。「みなさん、すみませんでした」と奥さん。みなさんも・・・うーん微妙な反応。そして、おじさんの順番が来て、受付さんやスタッフさんに「大きい声出してすまんかったのぅ」とおじさん。俺はずっと本を読んでいたけど・・・ツラさだけが残った。わかるよ!おじさん。その勇気、俺にはない。申し訳ない。世の中、そんな不公平なことばっかり!その不公平を一つ一つ正していく気力が無い。きっとコワレルト思う。自分の弱くてポワンとした風船みたいな心をパンクさせないのが精いっぱいなんだ。■・・・で、結局、9:40「検査の方も多くて・・・」と受付さん。では、って、リバーズでキリン本絞り1ケースと藤三で買い物をして10:45待合に戻って・・・13:00検査。うむ、確かに微に入り細に入り他所とは違う検査の濃さ、説明のわかりやすさ、こりゃ、待っても受診したくなるはずじゃわい!と一人合点したのでした。