ゆでガエル=己自身であった

「このままだと・・・大変なことになるよ」って、他人ごとように思っていたのではないか!後悔している。『覆水盆に返らず』=It is no use crying over spilt milk.明らかにオーバーワーク。配達・病院勤務・親の介護・料理・家事・柑橘栽培・野菜作り・・・。「もっと、配達スタッフを雇って、身体の負担を減さなければ・・・」と毎日のように話しながら、そのうち・・・と日延べをしてきた自分。

 鬼の整理屋の俺が、どうしちゃったんだ?2014年5月、テキパキとよその新聞を配っている中年男性を、うちの配達員としてスカウトして雇ったことがある。半年後の11月29日、突然「配達中にねん挫して配達できん、本業の運送業も休まなきゃならん、補償してくれ!」と言い出した。「雇用主としての責任として、労災保険をかけてる傷害保険もかけてるけど、あくまでも新聞配達での補償であって、生活すべてを補償できない」とキッパリ。しかし、何かと面倒だった。まあ、カワイイけど・・・。

 1990年から2000年までいた東広島ニュータウンでは完全無風。2000年から2009年の福山では、毎日がスペシャル!

 引き継ぎ以前からの古い配達員(片腕の障碍者のテツヤさん)が配達中に福山駅前ではねられて、全身打撲と複雑骨折で入院、労災の前に、交通事故は自賠責優先なので、補償は加害者の保険から。加害者の運転手は一度見舞いに来ただけで、保険会社も一度切り・・・おかしい!と保険会社に電話したら「おたくの配達員に名前を確認したほうがいいですよ」と言われ、調べたら・・・うちでの登録名のテツヤは偽名でテツイチロウが本名だった・・・で、保険会社は相手にしてくれず、うちの労災で補償することに、前々任の所長が源泉徴収するために障碍者手帳とか確認しているはずだが・・・。

 他にも、福山東署から「御船町あたりを配っているおたくの配達員がパトカー振り切って逃げた!歩道を通行していた違反で・・・名前を?」と営業所に来たことがあった、「申し訳ないけど、お教えすることはできません」と丁重に断った。

 他にも、夕刊配達でバイクを貸している配達のDAさんが、福山営業所の区域外のパチンコ屋を出た所の道路で、車にはねられた。うーん困った!パチンコ好きのDAさん・・・集金を頼んでいたことになって・・・労災で申請・・・大人の解決