『14歳からの哲学』池田晶子著

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いつも録画して見ます。池田晶子(いけだあきこ)さんは1960年生まれ2007年没。『14歳からの哲学』14歳がタイムリミット=自分の経験と感覚で考えることができる年齢。それ以上になると、本や見聞したことを参考にして、考えてしまうから。なぜかわからないけど、俺は小さなときから、自分は自分、他人とは違う、感じがしていた。だから、人から言われたことも素直に受け入れられなくて、自分のモノサシで測ってみないと気が済まない。思う(感覚的)⇒考える(意志を持ってる感じ)⇒悩む(自分の世界だけで堂々巡り)・・・池田さんはわかりやすく整理してくれていました。「言葉」と「心」の関係、言葉の意味≠現実と同じではない。「心」なんてどこにもない、自分の中に「心」があるのではなく、「心」の中に自分を含めた世界があると考えたほうがいい=しっくりくる。この無限地獄のネット世界、俺は検索とゴルフのHP以外はほとんど見なくなった。このネット空間・・・虚々実々で玉石混交な世界。さて、このブログを読んでいるアナタ!かなりマニアックですね!全てのものに「答え」があると思ってはいけませんよ!真理は「考え続ける=あなた自身」なんだって。もしも、アナタが明日の朝を迎えられないくらい苦しんでいるとしたら、その苦しみが=生きる意味なんだ!ってことを池田さんは教えてくれている。ううううう苦しい!っす。