NHK-Eテレの100分de名著『日蓮の手紙』の録画を観ながら、オリコミがB4サイズばっかりなので折っています。平安仏教(空海の真言宗、最澄の天台宗)に続いて、鎌倉仏教(法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、栄西の臨済宗、道元の曹洞宗、日蓮の日蓮宗、一遍の時宗)の中から「法華経」に帰依する日蓮宗。
このビデオを観ていると、日蓮の聡明さが際立って見える。鎌倉時代にあって、迷信や因習にとらわれず、念仏のみに頼るわけではなく・・・微に入り細にいり関係者へ的確なアドバイスとしての手紙を送っている。なおかつ群集心理も考えていて、さすが!と思う。
NHK-Eテレの日曜日の朝放送の『こころの時代』では、東京大学大学院教授で仏教学者で僧侶の蓑輪顕量氏が為末大さんに、仏教のあれこれをレクチャーしている。さて・・・信仰とは???宗教とは???難しい問題である。
例えば、お墓についても、島ではあちこちに墓所があるが・・・自分の畑だから自由に墓を建てていいわけではない(法律的に)のだが・・・墓石やさんも、施主の依頼を断るわけにもいかず・・・あちこちに墓所が乱立している、お寺さんもそれをとやかく言うわけにもいかず・・・心の平穏・・・難しいねぇ。