秀話寛語20190216 同窓会、もう一つの視点

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「あと数年で秀さんも還暦ですけど、島の同級生で還暦同窓会とかしないんですか?」と聞くと、秀さんは「別に、会って自慢すること(地位・名誉・家族など)もないし、この島で何を守っているのか?わからなくなることがある。この前亡くなった〇〇さんの息子さんでさえ、家を解体する業者を探しているくらいだから、この島に思い入れの無い人も多いからなぁ」と珍しくネガティブな弁。女房にそのことを話すと「あなたみたいに故郷がない人は、なつかしい!って嬉しがるけど、そうじゃない人は多い」と一喝!◆だからこそ、人生100年の時代だからこそ、いつ死ぬかわからない人生だからこそ、今、先だった友を思い、今、目の前にいる人の手のぬくもりを感じて、明日への糧としたいんじゃないか!・・・って俺は思う。