2月8日めおとの木曜日

 2月8日木曜日、お母さんのリクエストにお応えして、女房は朝から『ばら寿司』を作って、先に出発。オイラはオリコミを済ませて、前日買った祝結婚記念日プレート付のケーキと、農作業着の着替えを積んで、女房の実家へ。

 女房とお母さんは台所で機嫌よく話しているが、お父さんはベッドに・・・「帰りました!」と枕もとで挨拶すると、「帰ったんけぇ」と弱弱しい。仏壇のロウソクをつけて線香をたいて、正信偈を唱えた。お父さんは居間のコタツテーブルの椅子に座っていた。「調子はどうですか?」、「痛いんじゃわいや」と顔をしかめる。ケーキをセットして「今日は結婚記念日ということで、おめでとうございます、何歳で結婚されたんですか?」、「22歳じゃったかのぅ」、「じゃぁ63回目?64回目?」、「・・・乾杯せにゃ!車けぇ?さえんじゃないけぇ」。「ありがとうねぇ」お母さんがしみじみと言った「あんたらも金婚式・・・以上に元気でおりんさいよ」と。

 帰りは、薬師さんの山道で落ち葉を集めて、BEACHHILLFARMに。日の暮れるまで、農作業(=主に中耕=木の周りを耕すこと)をした。

 予約しておいた風呂に入っていると、KSBさんの娘さんがお供えのお花と果物のおすそ分けを持って来てくださった。親子ともに律儀なご一家である。