5月25日どうする木曜日?

 5月25日木曜日、今日はお義父さんの血液検査の日、85歳、安芸灘大橋を渡っての運転は控えてるので、うちまで来て、女房が国立医療センターまでお連れする。夜になっての話だが、お義父さんは、最近耳が遠くなって、農協の営農懇談会に行っても「よう聞こえんのんじゃ」と女房にもらすので、女房が「補聴器とか、集音器とか買ったらええじゃん?」って言うと、「金ばかり使ってどうするんじゃ?」と。「今使わんとどうするるんね?」と女房。「始末せにゃ」。「始末してどうするんね?」「お前らに遺すんじゃ」「・・・」。ありがたいような?ありがたくないような?耳が聞こえないと認知症リスクが高くなるし・・・。「遺す」と言われても、義弟夫婦と相続でもめるのも嫌だし・・・ねぇ。

 いつもなら、うちまで乗って来た軽トラックを、行っている間に掃除して差し上げるのだが、昼からうちの畑の防除作業を考えると、手が出せなくて、申し訳なかったし、いつもならオカズを作りに実家に行く女房も、昼からの防除で行けなくって・・・。

 4年前の3月、物語の歯車を狂わせる出来事があって、俺たちが下蒲刈に畑を借りて農家デビューして以来、この「せつなさ」を時折感じる。