ご遺族から・・・

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お世話になっていたUさんが54歳で亡くなって半月、今日、妹さんからお電話がありました。私が入院したときに、新聞配達をしてくれて助けてくださったUさん。先日、配達地図を整理していたら、地図のファイルにUさんの名前入りのボールペンが入ったままになっていたので、お返しするのに、Uさんにお世話になったことを伝える手紙を添えて、今はもうご両親も施設に入って、留守宅になってしまったお宅の勝手口のドアノブにかけておいたモノをみての電話でした。妹さん曰く。死を覚悟したUさんは、ご両親のこと、葬儀のこと、棺に入れるモノのこと・・・すべての準備をして、その日を迎えられたとのことです。棺にはUさんが希望した=横笛と法被を入れたそうです。その妹さんからの伝言です。「葬儀は兄の指示に従い、家族葬としましたが、コロナ禍が落ち着いたら、1年先か2年先かわかりませんが、一度、横笛の会の皆様で、お参りいただけましたら、きっと兄は喜ぶと思います」とのことでした。■人は二度死ぬと申します。一度目は肉体の死で、二度目はその人のことを憶えている人の死。私たちの心の中で、実直なUさんは生き続けています。