昨日、向地区の高さんから『丑年の切り絵』をいただきました。「公民館で習っているの」って。向地区には高さんって名字が多いのですけど、この高さんは不思議なご縁があります。１１年前、新聞販売所を引き継いだ時、農協の当時の支店長がイケずして、「新聞購読料の引き落とし手続き、農協分は新規に届出書をお客さんに書いてもらってくれ」と。長年の仕事柄「データの移行だけで済むはず」と知っていても、ぐっとこらえて、約３００軒を締め切りの１０日までの約１０日間で完了。その時、高齢者ばかりなので、書類に印影や少々の不備があっても、金融機関確認印を押印してくださったのが、当時の農協の受付をしていた＝この高さんの娘さん。その後、このお父さん（故人）も、「ええ土地がみつかるけぇ、焦らずに辛抱しんさいよ！」と言ってくださったり、「ニナ＝ツブ貝がようけぇ獲れたけぇ、食んさい」と親切にしていただいた。還暦を前に縁起のいい切り絵をいただき、明るい気分になりました。
