今日１１月２３日は、兄貴の奥さんの悦子義姉さんの誕生日。悦子義姉さんは兄貴より年上、脱線続きの兄貴の人生を、ちゃんとした軌道に乗せてくれた恩人。どんなきっかけで二人が出会ったのかは、興味がないけれど、俺が１２歳から１０年以上会っていなかった兄貴と再会したときには、兄貴と一緒になっていて、京都からお母さんも呼び寄せていた。二人に子どもはなく、江波山のふもとのマンションを買って、数年後、値上がりしたマンションを転売し海田に一軒家を買った。時々、俺たち親子も食事に寄せてもらった。２０００年ごろ、悦子義姉さんは食道がんにかかり、早期発見手術で術後も変わりない暮らしができていた。夫婦でゴルフを始め、俺もゴルフを始めたからは毎年１１月２３日は、一緒にゴルフをしていた。お母さんを送り。その後、膀胱がんが見つかって、膀胱全摘出しストーマを付けて、それでも元気にゴルフをしていた。２０１４年は振替休日で１１月２４日の呉カントリー、ラウンド後、兄貴が沈痛な面持ちで「ガンが転移しているのが見つかった」と吐露。・・・翌年の初夏には県病院の終末期医療にお世話になり、８月２１日兄貴と俺たち夫婦の見守る中で逝った。
「私が死んだら、次の人を早く見つけてね。あんた、一人やとダメな人やさかい」という言葉を残して。
さて、その真意は・・・今となっては知る由もない。
