首相襲撃での主張

 岸田首相を襲撃した中村容疑者は「選挙制度の矛盾」を主張したかったようだ。また、安倍元首相を襲撃した山上容疑者は「旧統一教会による家庭崩壊・宗教2世問題」を。大きな事件を起こしてでも、世に訴えたかった『思い』、目的が正しかったとしても、方法が間違っていれば、それは間違っている。

 ただ、私たちは考えなければならない、私たち自らの中にある『あきらめ』『冷笑主義』『傍観主義』。「努力は報われる?夢を求めて?」などという、社会全体的詐欺システムのロジックを、見て見ぬふりをしている世の中。その証拠に、選挙があっても、投票率は低く、世襲がまかり通り、その時の風だけで当選したり、無投票になったり・・・だけど・・・世の中を変える力も、時間もない。目の前のするべきことをこなして、自分の喜びのために、生きるのが精いっぱい。

 「ネットが世の中を変える」と期待したが、オイラが思う良いほうには変わっていないなぁ・・・と感じる。