瓶の中のバッタ・・・

 色んな人から「奥さんがいないと、飲み放題じゃね」「悪いたくらみを考えとるんじゃないの?」「アリバイ工作はするから、飲みに行こうや」など、ありがたいお誘いをいただくこともありますが・・・そんな『野望』や『欲望』や『冒険心』がムクムクと頭をもたげることは無くなりました。

 俺が23歳になる前に出会って、いつもサポーターであり裁判官であり管理者であり水先案内人であり、占い師でもある女房殿。ここまで生きてこれたのも女房殿のおかげです。もっと若いころは、イケない考えも浮かんだかもしれないけれど、気配なし。

 まず、お酒は、女房が入院した夜からノンアルコールのみ。だらだらテレビを観ることもなく、定時に就寝。定時に起床。1:30に起きてメールを見ると「おはよう!・・・」と女房殿、頭が下がります。冷蔵庫やパントリーのストックを活用して、食事は自炊。昼食は最近食べないので、朝食と夕食を写メしてから、いただいております。お前らしくない!と言われそうなのですけどねぇ。

 ちょうど、瓶に入れたバッタが、逃げ出そうと何度もジャンプして何度も頭を打って、ジャンプするのをやめて、瓶のふたをそっと開けても、ジャンプしないのと、似ているといえば似ているけど・・・ちょっと違うなぁ。