思えば、恥ずかしい人生です。蜘蛛の糸の主人公のように、自分が安泰な状態になったら、他人を見下したりして。1984年夏、ふたいとこの紹介で女房に出会った頃はマツダ・サバンナ・RX-7に乗ってカッコつけてました。女房に出会う前の春、宇品東営業所でアルバイトのFGくんが仮免許だったので、運転講習をしていて、競輪場の近くでパトカーに停められて、無免許ほう助で90日の免停・・・11月の免許更新には違反者講習会が午前と午後に、昼休憩に第一勧銀の宝くじ売り場で買ったスクラッチくじが当たって「100万円」(何度も書いた実話ですが)で、車のローンも完済して、カッコつけるのやめて、軽自動車のMAXクオーレバンにチェンジ。無借金生活で精神安定し、業績もアップ。思えば・・・女房は「あげまん」だったのかも知れない。100万円をどう使うかが?オイラの人生のターニングポイント?フォアボールでランナー一塁でバントで二塁に送るような人生。そうは言っても、局面局面では間一髪のこともシバシバ。・・・ただねぇ・・・貧乏神っていうのも世の中に居るのよ。福山営業所の時のTMくん、ベスパに乗って、フィアットの借金がサラ金に500万円、外壁塗装の訪問営業の出来高給と新聞配達では借金返せるわけはなく、GTOに頼んで社員にするにはサラ金清算=三次市のTMくんの親に説明して、継母が「自己破産したら!」って言ったけど、農協を定年退職した実父は「わしが清算して回ります」と。それでチャラになっても、ベスパは手放さず、女グセは悪く美人局にやられて、オイラが解決しても、こんどは借金未払いで簡易裁判所から給与差し押さえ、オイラが連帯保証人で会社から借金して清算・・・その後も問題ありで、自己都合による退職へ追い込んで。その後、新聞沙汰の事件を起こして、入獄。勉強しました「救えないやつは救えない」と。