女房とBEACHHILLFARMに行って、農作業していると、珍しくメールが何度も鳴った。「今日は珍しいわね」と女房。忙しいので、休憩時間にコーヒーを飲みながら見てみると、ひとつは元の会社の事務方の女性「一日早いですがお誕生日おめでとう・・・」と、先月は一カ月早く「おめでとうメール」をくださって、これまでずっと一カ月早いことは言わなかったんだけど、この前は正直に言ったからかな?ありがたいことです。もう一つは、三次高校時代のクラスメートで、先日ミカン狩りに来たJDくん(定年公務員再任用)の上司女性の旦那にあたるMHくん。JDくんがうちのミカンをおすそ分けしたみたいで「みかんをいただきました、お礼に、わしが作っている米を贈ります」とのこと。夕方、風呂上がりに「高校一年生の時、MHくんに売店でたくさんおごってもらったから、お返しもせずにゴメン、心配ご無用」と返信した。
思えば、高校一年の春、布野の富豪の息子のMHくんは休憩時間になるとみんなを誘って売店へ。オイラもまだ新聞配達してなかったので、小遣いもなくって、数人でゴチになってばかり、今となっては「たかり」みたいで恥ずかしい限り。MHくんも大学卒業後は無事に公務員になられ・・・富豪の家を守って来たのだと思う。
『親ガチャ』まさに、人生を振り返るに、親の収入差がその子供の人生を決定づける=それは否めない、オイラも複雑な家庭に育ち、中学一年生で祖父母の家にたどりついた時は右手に学生カバンと左手に大きな紙のバッグ。そこからの躾によって今がある。しかし、時代が良かった、たぶん今の時代では、うまくいってなかったと思う。