100分de名著 ル・ボン『群集心理』

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伊集院光さんと武田砂鉄さん、第3回「いかにして群衆は操られるのか」政治家がこれまでどうやって群衆を操って来たか?世論を味方=国外に敵=人民の敵⇒陰謀論⇒恐怖心、自分も人民の一人。『断言』を繰り返し繰り返し多用する。政治家は無責任な公約を『断言』するが、事後その公約を検証することはあやふやになってる。選挙で選んでしまった群衆は、選んだ自己責任からか?公約を検証することよりも、前に進むことを選ぶ。時に、群衆はエスカレートし政治家よりも過激になっていく。

さてさて、総裁選挙・・・仮想敵国を暗に表現しているあの人・・・危険ですな。

私も群集心理の恐ろしさを感じたことがあります。Jリーグ発足時、縁あって、サンフレの前身=マツダの応援団さんと知り合いに+TSSのスポーツ担当に知り合い=サポーターを頼まれて、テレビ出演。毎週ラジオ出演、ブームに火が付くと・・・サポーターと言われる人、自称サポーターの人々が増えて、ドラム(太鼓)の中古を買って、スタジアムでたたくと皆さんが喜んで歌い踊って輪が広がって・・・内心「わー群集心理はコワイ」と思った。すぐに、若い人にドラムをあげて、仕事も忙しいので、やりたい熱心な人に任せて・・・はしっこで、腕組みしながら試合を観てた。ラジオへの手紙やFAXも急増して、スタジオの前まで来る人もいて・・・なんなんでしょう?コワいですな。