2021-06-30 今朝の三之瀬関 右が下蒲刈島、左は上蒲刈島・・・「Nさんが、ギッチラコ~ギッチラコっと、三之瀬(下蒲刈島)から手漕ぎ舟をこいで、向(上蒲刈島)まで、月の夜に逢いに来てくれたもんよねぇ。私も親の目を盗んで、浜で待ちよったんよ。電話もない時代じゃけ、次はいつ会える?言うて、会うた端から次のことを話すのも嬉しかった。大潮の時は、流れが速いけぇ、無理じゃけぇのぉ、次の小潮に・・・言うてねぇ」と話していたA子お婆さんも一昨年亡くなった。『つまずいた石にも千年の歴史』