ああああああああ!

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NHKのEテレ『100分で名著』のレイ・ブラッドベリ著『華氏451度』の録画をまとめて観ている。1953年に書かれたSF小説。ブラッドベリは1920年生まれ~2012年没。『華氏451度』とは紙が燃える温度=摂氏で言うたら233度らしい。お話は本を読むことも持つことも法律で禁止された世界のSF小説。1938年~1942年=18歳~22歳、大学行ってなくって新聞販売員をこの時期していた。この部分に、引っかかる何かを感じる。この小説では、活字文化やメディアの進歩による単純化・省略化・スピード化が、人々の思考力を低下させる旨と想像する。

たぶん、新聞販売員をしながら感じたんじゃないかな?「テレビがあるから新聞はいらないよ!」という意見に、活字文化の危機を。テレビが出始めた80年も前に。

「新聞はもうダメよ」と何百回?他人から、身内から言われたことか。

でも、俺は新聞が好き。毎朝、今日の一面はなにかな?とワクワクする。カープのふがいなさにも、記者の温かい目線を感じて涙する。ダメでもいいんよ!

松山千春のお父さんも北海道の足寄で、小さな地元新聞の発行をしていたそうな、貧しいながらお父さんは子どもたちに世の中の出来事を話してやっていたそうな。

ネットの履歴でAIがおすすめする情報のみを鵜呑みにする=フィルターバブルの世界にどっぷりはまることが一番危険なんよ!

そうだろ!みんな!?=って誰や?