初めての救急車

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昨日は、女房と、おにぎりとカップラーメンを持って畑に行き、冬橙を収穫して、帰ってからオリコミ作業。女房は隣の島の実家へ、朝から仕込んでおいたブリ大根と豚汁を持って行った。女房の元職場の同僚から、ステキな切り絵のカレンダーをいただいて、写メを送った。風呂に入り、夕食にキリン生しぼりを半分ずつ飲んで、収穫に乾杯。昨年との比較をしながら話していると、電話。番号表示で女房の実家とわかる。めすらしくお義父さん。「おかあさんが、ものを言わん!」と。女房がすぐに119番へ電話。俺は、女房の弟へ電話。そして、再度、女房の実家へ電話。お義父さんに、弟と実家へ向かうことを伝えた。お義父さんは、受話器をそのままにしていたので、15分余りで救急隊員が駆けつけてくださった時、やり取りを聴くことができた。義母は意識を取り戻し、救急隊員さんの問いかけに答えている。そうこうしていると、弟がわが家に到着し、ともに実家へ。すでに義母は救急車中、俺とお義父さんが乗り込んで、広の病院へ。頭の上でピーポーピーポーが鳴っている。島の道は狭い、他の隊員さんが、歩いて先導するが、木の枝がギーギーと救急車の天井をこすった。車中の『ライフ・スコープ』のモニターを見ると、血圧は高めだが、脈拍数は64くらいで安定している。隊員さんが義母に、落ち着いた声で優しく話しかけてくださり、安心。女房と弟も入院準備をして、後を追う。弟の嫁や娘も病院に駆けつけ、合流し待合室に。検査と点滴の後、帰宅しても大丈夫ということで、安ど。毎月、新聞の集金に伺っている消防署の隊員さん。いつも昼時に集金に行くので、「カップ麺の湯が沸いた」とか、垣間見るのんびりした感じの消防署だが、いざというときの凛々しい姿に、心から感謝。