ご縁の時計

壁の振り子時計は、大阪府豊中市の中学校時代の恩師から、今日8月21日大安に贈られてきました。花の置き時計は、先週の日曜日(大安)に30年来の友人(東広島の新聞関係)夫妻が持参してくれました。

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中学校1年の4月から9月まで、家庭の事情で、大阪府豊中市に住んでいました。掛け時計を贈っていただいた前田先生は、サッカー部の顧問。広島から転校してきた私に目をかけてくださいました。複雑な家庭環境を知っていた前田先生は、引っ越しの直前の練習試合で、多くの部員の中から1年生の私を出場させてくれました。頭が真っ白になり、何もできなかったのを覚えています。その後、手紙や年賀状のやり取りは続き、私たちの結婚披露宴にも大阪から駆けつけてくださったり、節目節目に心のこもった贈り物をいただきました。その中でも、時計は、結婚時にはかわいらしい掛け時計を、息子が高校生入学時には多機能腕時計を、私が個人事業主として開業した8年前には電波時計の多機能壁掛け時計を、そして、この度は、まるで知っていたかのような?わが家のウッドタイルにぴったりの振り子時計を贈っていただきました。このご恩に報いるためにも、きちんと生きていこう!と身が引き締まりました。

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玄関収納に飾ってある花時計は、黒瀬の吉弘さんの奥様の手作り。私が東広島の高美が丘営業所の所長時代、吉弘さんは黒瀬販売所所長で、新聞販売所の未来について研修や議論を重ねた仲。今年の春、下島での島の方のお母さまが亡くなられた際、葬儀に参列されていて20年ぶりの再会。聞けば、吉弘さんが高校生時代、野球部のマネージャーだった方のお母さまだったとか。吉弘さんの娘さんも三之瀬の方のお孫さんと結婚。お互いに、ご縁の不思議さに驚いたものです。これからも「義」を大切に生きてきたいと思いました。感謝。