集金で毎月お会いしていたお婆さん

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11月21日の土曜日の夕方、テレビで女房とサンフレッチェセレッソの試合を観終わったころ、救急車と消防車が山の方へ。翌朝、民生委員でハートレモン農家のシゲルさんが「Nさんが昨日家で亡くなられた。Nさんの向かいのSさんが、夕方になっても、ポストの新聞がささったままだったので・・・」とのこと。この春まで、自転車でうちまで来て、玄関先で世間話をするのが恒例のお婆さんだった。88歳。親族からの連絡はないけど、新聞の配達は止めた。葬儀などの情報はわからず。28日土曜日、線香とろうそくセットを持って、弔いに伺った。息子さん夫婦が居て「連絡しようと思っていたんです・・・」と。お仏壇に参らせてもらった。仏壇脇に、昨年うちの10周年でお届けした中国新聞の『仏事作法なんでも大事典』が置いてあった。ご主人とは60代で死に別れ、細いけど手の大きなお婆さんで、障害のある妹さんをこの9月まで面倒見ていた。自分の体もしんどくなって、忠海の芸南学園に預けたとのことだった。お祭りやとんどの時には、うちのポストにお餅をわざわざ入れていてくださった。ご冥福を祈る。