【三次市の霧の海】
さだまさしの『ラストレター』
♪これが 今夜のラストレターになりますと ラジオから DJが語りかけている
故郷を捨てた人の 故郷をなつかしむ言葉が 深夜の空から降り注ぐ・・・
島に来て10年、女房のふるさとの隣の島で、「ふるさとは遠くにありて思うもの」なのだなぁと
しみじみ思う。天気情報で「今朝の三次市は霧の海で視界が悪いので運転に気を付けてください」とか
聴くと、新聞を濡らさないように、前かごのビニールに新聞を積み込んで配ったなぁ、ってなつかしい。
来年、5月24日三次中学校の還暦同窓会の事務局として、あれこれ考えるけど・・・どうなのかなぁ?
女房を見ていると、ふるさとを懐かしんでいるばかりではない現実を感じる・・・どうなのかなぁ?
約120人の中学の同級生・・・たくさん集まればいいってもんじゃないけど、これない人のことが、
気になる。重松清の『日曜日の夕刊』の中の『後藤を待ちながら』とか、槇原敬之の『遠く遠く』とか、
寒さが増して、鼻の奥がツンとするこの季節ですね。