民主主義の課題

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民主主義のベースは「多数決」。多数決で「民意」を反映し、事を進める。その民意を形成するのは、公式なデータや統計資料をベースにした判断基準や将来予測。しかし、統計資料やデータは、抽出期間や視点によって、伝わり方は変り、印象も変わり、民意も変わる。多数決が51%と49%という僅差の場合、多くの不満が残る。例え90%と10%であったとしても、少数意見を尊重することが、民主主義には求められる。民主主義で、もっとも大切なのは「崇高な理念」である。「そこに理念はあるのか?」今一度考えてほしい。民意はほとんどの場合「気分」で変わる。