「孤独は山になく、街にある」三木清『人生論ノート』

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年の瀬(NHKのチコちゃんによると、江戸時代、借金があっても大晦日を越えて逃げおおせたら、借金が0円になる。年の瀬は、急流で渡りにくい川の瀬にちなんだ言葉とか)に新聞の集金に回っていると、子や孫が帰って来てにぎやかな家。シーンと静まり返って、寂しい家・・・と様々です。三木清『人生論ノート』で、『孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである。孤独は「間」にあるものとして空間の如きものである』とありますが、うなづけます。