２０１７年を大予想！
英国ＥＵ離脱・米国トランプ勝利のキーワードは『サイレント・マジョリティ』。政治家や経営者やマスコミがリードした世の中の流れが、ＳＮＳによって、民意が連携し力となり変わろうとしています。韓国大統領にデモでＮＯ！を出し、日本では保育所待機児童問題がツイッターで大きく取り上げられました。◆１０数年前、新聞の予測記事に『検索経済』という言葉がありましたが、今まさに、何を買うにも検索して値段を確かめ買う時代になりました。スマホがそれを加速させ、カメラ機能とネット機能の融合で、YouTubeやニコ動などにテレビ局プロ顔負けの映像が流れています。カープ女子の増殖もＳＮＳによるものです。◆マイナンバー制度はお金の流れだけではなく、様々なデータが集積されることが危惧されます。防犯カメラはもっと増え、個人情報のみならず個人の行動も、丸裸にされることは間違いありません。◆『秘密の…』『ここだけの話…』『実は…』のパターンは通用しなくなります。お金の流れを考えると、漁師さんは船の減価償却、燃料代に労賃などを魚の卸価格に反映し、仲買人は応分のコストを加え、魚屋さんはそれに自分の利益を乗せて、価格が決まる。価格の決まり方がすべてオープンになる！新しい経済は『完全オープン経済』になります。異常に低価格でカカオやコーヒー豆を買い取るアンフェアな貿易も、フェアトレードにならざるを得ないと考えます。◆学歴偏重社会も、教育界・教育業界のアンフェアなお金の流れを考えると、政・財・教が庶民を食い物にする連携に、メスが入るでしょう。それが低価格で実現した『ネット予備校』なのです。１８歳に選挙権が与えられた今、モラトリアムとしての大学に行く意味はあるのか、疑問ですが。◆どう暮らせば？佐川急便社員が荷物を投げるのを撮られ、大問題になりましたが、常に撮られていると思って暮らすことです。電通社員が過労死しましたが、「命より大切な仕事なんてない！」お母さまの言葉が心にしみます。ネットの時代でも「お天道様は見ている」を心掛けるのが一番です。
